頑張らないように頑張る。

怠惰と努力の狭間

唐突にベーコンエピを作った🥓🥖

昨晩、唐突に食べたくなって作った。

f:id:hanakayui:20210108083041j:plain


ベーコンエピって美味しいよね。

フランスパンのカリっと食感と、ベーコンのジュワっと肉汁。


ベーコンエピって可愛いよね。

何だよ、「エピ」って。あざといな。

「エピ」について調べたら「麦の穂」らしい。可愛い。


ちなみに、都合よくフランスパン用粉などなかったので、強力粉で作った。

なので少しふわっとしたけど、それでも美味しいし、それでも可愛い。

映画「ミスト」で考える新型コロナウイルス感染症(COVID-19)


※本エントリーには映画「ミスト」のネタバレがあります。※
※本エントリーには映画「ミスト」のネタバレがあります。※
※本エントリーには映画「ミスト」のネタバレがあります。※


昨晩、数年ぶりにスティーブン・キングの「ミスト」を観た。

スーパーの中で起きるパンデミック

現代社会の新型コロナウイルスにも当てはめられるのではないだろうか。



映画「ミスト」の大まかな流れは、以下のような感じだ。

  • ある日、嵐が発生。
  • ミストが確認され、再度嵐が発生するかもしれないので、買占めが発生。
  • ミストが濃くなり、スーパーから出られなくなる。
  • 触手の登場により、現実逃避組と現状理解組に分裂。
  • 弁護士率いる現実逃避組が外に出て殺される。
  • イナゴの大群が現れ、現状打破組と過激派宗教に分裂。
  • 過激派宗教による陰謀論が蔓延する。
  • 現状打破組が小さな命を救うために多くの命を危険に晒す。
  • 過激派宗教による贖罪が行われる。
  • 現状打破組が逃げ出すが、逃げ切れず自害する。
  • もう少し耐えていれば助けが来る事を知る。

ミストは感染症ではないが、精神崩壊を招くという意味ではある種の伝染病(パンデミック)と言えるかもしれない。



そして、新型コロナウイルスについても同じ事が起きていると考えられる。

  • ある日、世界のどこかでコロナが発生。
  • 日本でもクルーズ船での感染確認を皮切りに、マスクなどの買占めが発生。
  • 徐々に日本全国に感染が広がっていき、遂に緊急事態宣言が発令される。
  • この頃には「コロナと共存」というWithコロナ組と、「コロナは風邪」という過激派団体が現れる。
  • 「発生源は中国」「5年前にビルゲイツが言い当てた」という陰謀論も蔓延する。
  • 飲食業界や旅行業界を助けるためにGoToイートやGoToトラベルが施行され、更に感染が広がる。

・・・・・この先のストーリーについては、誰も分からない未知の世界。


「コロナはお前のせいだから贖罪を受けろ」とか、「コロナで死ぬくらいなら自害してやる」というのは考えづらいが、もしかしたら発生するかもしれない。

飲食業界や旅行業界が小さな命とは思わないが、結果的に感染拡大を招いてしまったし、それが果たして正しい判断だったのかも分からない。

全てはこの新型コロナウイルスの結末を観てみないと分からない。。。



本作中には、以下のセリフがある。

解決策を示す人物に見境なく従ってしまう。 人間は根本的に異常な生き物。 だから政治と宗教がある。

恐怖にさらされた人間は、短絡的な判断に陥りやすい。 そんな時に力を持つのが政治や宗教。たとえ過激であっても・・・。

しかし、政治や宗教が正しいかなんて分からない。 なので、自分自身が正しいと思える指標で行動する事が大切である。


また、主人公の息子が以下のセリフを言う。

「僕を怪物に殺させないで」

もし息子がコロナに罹患し、コロナに殺された場合、コロナを一生恨むだろう。

コロナを恨んで生きていくくらいなら、息子を殺して自分も死にたいという気持ちも、分からなくはない。



最後に、本作の主人公は首尾一貫して勇気と正義のある人物であったが、一つだけ問題があると僕は考えている。

それは、小さな命を助けようとした事だ。


もちろん小さな命を救う事は立派な事であるが、パンデミックのような状況においては異なると考える。

火傷した他人の命を救うため、健康で勇敢な人を連れて抗生物質を取りに行く必要はあったのだろうか。

彼は「ひと思いに頼む」と懇願しているし、外は化け物だらけだし、彼には申し訳ないが、その命を救うために多くを犠牲にする必要は本当にあったのだろうか。


パンデミック状態においては、正常な判断を失ってしまう。

だからパンデミックは恐ろしい。


f:id:hanakayui:20210106161702j:plain
https://en.wikipedia.org/wiki/The_Mist_(film)

「贅沢」と「無駄遣い」の狭間にあるモノ

クーラーを付けるのは贅沢。
熱中症対策になるし、ストレス軽減にもなるので、無駄ではない。
ただ、付けっぱなしで外出するのは無駄遣い。

浴室暖房を付けるのは贅沢。
寒いと風呂に入りたくなくなるし、ストレス軽減にもなるので、無駄ではない。
ただ、付けっぱなしで入らないのは無駄遣い。

ピザの宅配を頼むのは贅沢。
費用の代わりに調理時間が浮くし、とても美味しいので無駄ではない。
ただ、食べきれずに捨ててしまうと無駄遣い。

お酒を飲むのは贅沢。
費用の代わりにストレスが軽減されるし、とても美味しいので無駄ではない。
ただ、飲み切れずに捨ててしまうと無駄遣い。


つまり、

「贅沢」と「無駄遣い」は同じ時間軸に存在している。

「贅沢」が「無駄遣い」に変換されるのは、そこに「惰性」が生じた時。


「惰性」が生じるのは悪い事ではない。

クーラーを消すのは面倒臭いし、
浴室暖房付けても入りたくない時もあるし、
お腹いっぱいならピザも捨てたくなるし、
これ以上飲めない酒を飲む必要なんてない。


しかし、

そこで一歩踏みとどまり、次の一手を考えられるかどうかが重要になる。

「やっぱり勿体ないから消そう」
「やっぱり勿体ないから入ろう」
「今日は食べれないけど、明日温めて食べよう」
「肉と一緒に煮込めば柔らかくなりそう」




ところで、

昨年末、大きな断捨離をした。


8年近く運用していたTwitterアカウント。 突然執着がなくなり、アカウントを削除した。

あまり過去ばかりを想起するのはよくないが、最近のSNSに疲れてきたのが一番の理由だ。


本来のSNSは『ソーシャルネットワーキングサービス』であり、「社会的繋がりをインターネット上で実現できるプラットフォームサービス」である。

地理的に離れた個人同士が、匿名を用いて、共通の話題で盛り上がる事ができるところに魅力を感じて、僕も利用していた。


しかし、昨今のSNSは『宣伝用プラットフォーム』となっているように感じる。

昔からどの業界にも人気者がいて、その人気者にはファンがおり、ファンがファンを生む。 その拡散性に注目した企業がSNSに進出し、人気者を用いてマーケティングを行う。 インフルエンサーの誕生だ。

SNSに影響力がある事を知ると、企業が次々に参入を開始する。 メーカー系による商品紹介だけでなく、人事担当者による採用活動や、代表取締役によるブランディングも始まる。

この波及効果は政界にも影響を及ぼし、政治活動の一環として政治家による参入も開始する。

・・・このようにして、SNSというプラットフォーム上にかつて存在していた""匿名の人間""は、宣伝やブランディングによる""実名の人間""に淘汰され始める。


情報社会の大海原では、匿名性は必ず失われていき、どこかで必ず実名が浮かび上がってくる。 昨今では「匿名」「実名」という垣根すらもなくなってきているため、匿名に安堵していた人間は、匿名という名の居場所を失っていく。

更には「多様性」の名の下で、他人を容易に傷付ける事案も散見される。 自ら火だるまになる人間もいれば、人畜無害な人間に火種をふりまく放火魔もいる。 その放火魔を批判しても、放火魔の多様性を持ち出されてしまう。

他にも、SNSを眺めていると色々考える事が増えてくる。 それが個人の成長に繋がると考えて、辛くて批判的な内容であっても堪えて考えるようにしていたが、それにも疲れてきた。



最近のSNSに疲れてきたと言ったが、このようにあれこれ考えながら生きていくのに疲れたのかもしれない。

「削除するのは勿体ないな」とも考えたが、いっその事このプラットフォームから身を引いた方がストレスが軽減されると思い、心機一転も兼ねて削除した。年末だし。


惰性でアカウントを運用すると、時間や思考の無駄遣いしてしまうと判断したからかもしれない。

贅沢なタイミングで削除できたのかは不明だが。

f:id:hanakayui:20210105145744p:plain
https://www.irasutoya.com/2014/02/blog-post_3983.html

メリークリスマスという事で、クリスマスディナーを作りました🎄🍴🍷

メリークリスマス🎄

という事で、昨日ディナーを作りました🍴

  • トナカイ:鶏モモ肉のローストチキン
  • サンタ :焼き赤パプリカ
  • リース :キャンベルのコンポタ
  • ツリー :水菜サラダ
  • 雪だるま:マッシュポテト
  • その他 :ラザニア、黄パプリカとローストビーフのマリネ

f:id:hanakayui:20201225135218p:plain

f:id:hanakayui:20201225135228p:plain

f:id:hanakayui:20201225135201p:plain

f:id:hanakayui:20201225135242p:plain

クリスマスにはロゼが飲みたくなる。お酒おいしい🍷

『一般気象学』から学ぶ「降水過程」と「雲の分類」について

前回に続き一般気象学のまとめ。

www.utp.or.jp

前回は「どのように地球大気は運動しているのか」についてまとめたが、
今回は「どのような大気運動により雲が形成されて降水に至るのか」についてまとめていく。


😶前提知識

降水過程と雲の分類を学ぶにあたり、まず重要になってくるのは【物質の相変化】である。

  • 物質は「気体」「液体」「固体」の3つの状態を持つ(厳密には「プラズマ」もあるがここでは扱わない)
  • H2Oの場合「気体=水蒸気」「液体=水」「固体=氷」となる
  • 温度の変化に伴って、この状態が変化する事を『相変化』という
行→列 気体 液体 固体
気体 x 凝結 昇華
液体 蒸発 x 凝固
固体 昇華 融解 x


次に、どんな大気の動きにより雲が形成されるのかを記載する。

  1. 地上から水蒸気が持ち上がって、乾燥断熱減率により温度が下がる
  2. LCL(持上凝結高度)まで達して、やがて飽和し、雲が形成され始める(雲底高度)
  3. 更に水蒸気が持ち上げられて、湿潤断熱減率により温度が下がる
  4. LFC(自由対流高度)まで達して、周辺と温度が同じになる(雲頂高度)


つまり、「地上に存在した気体が、上昇して温度が下がるにつれて液体・固体となり、雲が形成される」という事になる。

さて、こうして形成された雲で何が起きる事で降水するのだろうか。


☔降水過程

降水過程を学ぶにあたっての流れは、概ね以下の通り。

  • 上昇過程:水蒸気を含む大気の上昇
  • 凝結過程:水蒸気の凝結による雲粒の形成
  • 併合過程:雲粒の併合による雨粒・氷晶の形成
  • 降水過程:雨粒・氷晶の降水

✔上昇過程

降水するためには、まずは上昇しないといけない。本項ではどのように空気塊が上昇していくのかを記載する。

  • 以前のエントリーの「地球の成り立ち」で記載した通り、地球大気には水蒸気を含む空気塊が存在する
    • 空気塊は、太陽日射などで暖められると密度が小さくなり、密度が小さくなると上昇を始める
    • もしくは、空気塊は上昇気流により上昇する
  • 以前のエントリーの「大気の鉛直構造」で記載した『対流圏』では、高度が上がるにつれて気圧が下がる。(約5km上昇するごとに気圧は半減する。地上が約1013hPaなので地上5km付近は約540hPa、地上10km付近は更に半分の約250hPa)https://news.yahoo.co.jp/byline/nyomurayo/20170112-00066487/
    • 断熱的に上昇する空気塊は、周囲の気圧が低くなると断熱膨張を始める
    • 断熱膨張は、自身の内部エネルギーを消費し、自身の温度を下げていく
    • この時の温度が下がる割合を「乾燥断熱減率」で表す。(断熱的に1km上昇すると温度は約10K下がる)

✔凝結過程

上昇した水蒸気が、どのようにして凝結・昇華するのかを記載する。

不純物を含まない空気

  • 空気塊の温度を下がっていくと、その温度に応じて飽和水蒸気圧も下がる
  • 飽和水蒸気圧が下がると、相対湿度が増加し、遂に100%に達する
  • 更に温度を下げていくと、余分な水蒸気は過飽和状態となり凝結する
    • 氷点以上の場合は結核となり、-33度~-41度になると自発的に凍結し氷晶核(*1)となる

・・・・・と、ここまでは塵やほこりなどを含まない「不純物を含まない空気」の話。 「不純物を含まない空気」の場合、過飽和度が高くなければ平衡状態として存在できず、水の表面張力が邪魔をしてなかなか水滴が作られない。 (自然界において、水分子が偶然の衝突を繰り返して半径0.1μmの水滴を作り出す確率は極めて低い)

エアロゾル

  • 大気中には様々な化学成分と大きさを持つ微粒子『エアロゾル』が浮遊している
  • このエアロゾルが凝結核・氷晶核となり、周囲に水分子をつける事で、わずかな過飽和度で平衡状態を作り出せる
    • エアロゾルの種類
      • 土壌粒子
      • 海塩粒子
      • 汚染粒子
      • 硫酸粒子 など
    • 大きさによる分類
      • エイトケン核(半径0.005μm~0.2μm)
      • 大核(半径0.2μm~1μm)
      • 巨大核(半径1μm~)
        • 数量としてはエイトケン核が多いが、質量としては大核が多い
        • 大核は可視光線の波長領域なので視程や日射量にも影響する

*1: 氷晶核

氷晶核の種類は、以下の通り。

名称 説明
昇華核 水蒸気が直接昇華した核
結核 水蒸気が一旦過冷却の微水滴になり凍結した核
凝結凍結核 結核+凍結核
接触結核 過冷却の水滴に衝突し、その衝撃で凍結させる核

エアロゾルが氷晶核として働く温度は、以下の通り。 |エアロゾル|温度| |:--|:--| |ヨウ化銀|-4度| |カオリナイト|-9度| |火山灰|-13度| |黄砂|-12~-15度|

✔併合過程

凝結・昇華した核が、どのようにして大きく重く成長していくのかを記載する。

雨粒の成長

  • 雲粒は0.01mm程度だが、雨粒は1mm程度であるため、容積としては約100万倍となる
  • 雨粒は地球引力により落下する
    • 落下速度は、「物体が動く重力」と「逆方向に働く抵抗力」で釣り合い、『終端速度』として一定となる
  • 大きな水滴は小さな水滴より落下速度が大きく、大きな水滴が小さな水滴と衝突して、併合し、大きくなる
    • 大きな水滴は表面張力が弱くなるため、小さな水滴に当たると分裂する傾向にある。そのため、8mm以上の水滴は観測されない

氷粒子の成長

以下3つの異なる過程により成長する。

  • 昇華凝結:氷粒子が周囲の水蒸気をくっつけて成長
  • 凝集:氷粒子が氷粒子と衝突して成長
  • ライミング:氷粒子が過冷却水滴に衝突して成長

水蒸気の昇華凝結

  • 水蒸気は大気中を氷晶に向かって拡散し、氷晶に直接くっついて(昇華して)氷晶を成長させる
  • 氷粒は様々な形(*1)をしていて、必ずしも球体ではなく複雑になる
  • 過冷却雲中に生成した氷粒子は過飽和状態にあるため、水滴の凝結過程のよりもずっと速く成長する
*1: 晶癖

雪の結晶は「細長く伸びた柱状」「薄く広がった板状」に分類され、これを『晶癖』と呼ぶ。 どのような晶癖になるかは、その結晶が成長している時の「温度×過飽和度」による。

  • 0~-4度:板状
  • -4~-10度:柱状
  • -10~-22度:板状(過飽和度が増すにつれ角柱→骸晶厚角板→扇形角板となる)
  • -22度~:柱状

凝集

  • 氷粒子の落下速度が異なる事により、衝突し、付着して、氷粒子の質量が増加する事がある。
  • 昇華凝結で成長した雪結晶同士が衝突してくっつきあったものを「雪片」と呼ぶ。
  • 温度が高くなるにつれて付着しあう割合も高くなるため、-5度付近では大きな雪片(ぼたん雪)も観測される。

過冷却雲粒の補足(ライミング

  • 氷粒子が過冷却水滴が衝突し、過冷却水滴は氷粒子の上に凍りつり、氷粒子の質量が増加する過程を「ライミング」と呼ぶ
  • これにより「あられ」が形成され、さらに成長すると「ひょう」が形成される。

✔降水過程

本エントリーの上昇過程で記載した通り、上昇気流があるため水滴・氷晶はなかなか落下してこない。 上昇気流を上回る落下速度を持っていると、地上に落下してくる。

冷たい雨

  • 上空の雲の中で成長した氷粒子(あられや雪片など)は、氷点より高い温度の空気中を落下してくる途中で融解する(流れ星が大気圏で消滅するように)
  • 氷粒子が融解して雨粒となった状態で地上に降ってくる状態を「冷たい雨」という。(中緯度帯の日本においては約80%が冷たい雨と言われている)
  • 融解速度は、粒子の「顕熱(周辺空気から熱伝導で受け取る熱)」と「潜熱(昇華蒸発する際に粒子から奪う熱)」の大小関係により決まる。
    • 前者が大きければ融解して雨粒となり、後者が大きければ融解せずあられや雪片のまま落下する。(空気が乾燥していると後者が優勢)

暖かい雨

氷粒子が融解する事による降水ではなく、凝結した雲粒が、併合して雨粒となり、そのまま降水してくる雨を「暖かい雨」という。


☁雲の分類

✔基本4種

まず、国際雲分類表から、基本4種に分けられる。

日本語名 ラテン語 説明
積雲 Cumulus 盛り上がったもの、積み重なったもの
層雲 Straus 層状をしている
巻雲 Cirrus 髪の毛の一部
乱雲 Nimbus 降水を伴う

✔運形10種

次に、基本4種を組合わせて、主に雲形10種に分けられる。

大分類 中分類 名称 記号 高度 温度
層状雲 上層雲 巻雲 Ci 5~13㎞ -25度~
層状雲 上層雲 巻積雲 Cc 5~13㎞ -25度~
層状雲 上層雲 巻層雲 Cs 5~13㎞ -25度~
層状雲 中層雲 高積雲 As 2~7㎞(上層に達する事もある) 0~-25度
層状雲 中層雲 高層雲 Ac 2~7㎞ 0~-25度
層状雲 下層雲 層雲 Sc ~2㎞ ~-5度
層状雲 下層雲 層積雲 St ~2㎞ ~-5度
層状雲 下層雲 乱層雲 Ns 雲底は下層だが、雲頂は中~上層に達する
対流雲 - 積雲 Cu 0.6~6km
対流雲 - 積乱雲 Cb 雲底は下層だが、雲頂は上層に達する 雲頂は-50度

✔霧の分類

気象学における霧の定義は「直径数10μmの水滴・氷晶が大気中に浮かんでいる事が原因となり、地表面付近で水平方向の視程が1km未満になる現象」

霧は地上に発生した雲であり、以下に分類される。

  • 放射霧
    • 赤外放射により地表が冷える事で発生する霧
    • 例:晴れた夜の明け方など
  • 移流霧
    • 暖かい空気が温度の低い地表面上に移動し、冷やされてできる霧
    • 例:暖かい黒潮の上にあった空気が北上し、冷たい親潮海流上で冷やされてできる海霧
  • 蒸気霧
    • 水蒸気を含んだ暖かい空気が、周りの冷たい空気と混同して飽和に達した霧
    • 例:寒い日に吐く息、温泉の湯けむり
  • 前線霧
    • 暖かい水滴が蒸発し、空気が過飽和となり、余分な水蒸気が霧粒となる
    • 例:閉めきった風呂場でのシャワー
  • 上昇霧
    • 空気が上昇し、断熱膨張のため空気の温度が下がし、露点に達する事で生じる
    • 例:山腹に沿って上昇する雲。山腹に住む人にとっては霧だが、地上に住む人にとっては雲。


😶まとめ

前回のエントリーでは以下のような事を記載したが、これらの意味が本エントリーにより理解できたかと思う。

  • 積乱雲は、成長期は上昇流で、成熟期は上昇流と下降流が共存し、衰退期は上昇流が消滅する
  • 積乱雲は、雲粒・雨粒・氷粒子ができている

✔次回以降の予定

一般気象学をまとめ始めて今回で第4回になる。 最初に「まとめる予定だ」と話した内容について、もう一度整理する。

  • 力学
  • 熱力学
  • 地球大気の鉛直構造 (第1回)
  • 地球大気の熱収支 (第2回)
  • 地球大気の運動 (第3回)
  • 地球大気の観測
  • 降水過程 (第4回)
  • 気象予報
  • さまざまな気象現象
  • さまざまな気象災害
  • さまざまな気象情報

次回は「地球大気の観測」あたりについて調べようかな。

力学と熱力学は、もう少し深掘りしてからまとめていきたい・・・難しい・・・・・。

f:id:hanakayui:20201124172318j:plain
http://www.utp.or.jp/book/b307170.html