頑張らないように頑張る。

怠惰と努力の狭間

西日本豪雨の災害ボランティアで岡山に行ってきた話

前回、前々回の記事でも言いましたが、ボランティアに行ってきました。
訪問先は岡山県。地元なのでね、、

7/11~7/15の5日間帰省していて、活動したのは7/11~7/14の4日間。
(何で最後の1日は行かなかったのかは後で書きます、、)

とりあえずざっくりと、やった事を書き連ねていきます。

1日目:真備・友人宅

事の発端は、友人に「豪雨の被害大丈夫?」と聞いたところから。
「避難してるけど、自宅が2階まで浸水した」と連絡が来たので、手助けせねば・・・と思って帰省を決めた。


朝早くの新幹線に乗り込み、岡山に移動。
岡山に着いてから友人宅に行くまでの足がなかったので、最寄りの自転車屋でママチャリを購入。
それからとぼとぼ向かって、友人宅に到着。

友人宅に向かう途中、
道路の路肩に積み上げられた家財の山や、
自家用車や物置がひっくり返っていたり、
「現実なんだな、、」と実感。


友人宅は、既に泥かきが終わり、1階の家財も運んだ後の状態だったので、僕が手伝ったのは2階部分の家財運び。
家の人や、他に手伝いに来てくれてた人と連携を取りながら、洋服タンスや畳を外に運び、1階にもまだピアノがあって、男4人でも微動だにしなかったので、ネジを一本ずつ外して、解体していったり。

2日目:矢掛・個人宅

幼馴染から「矢掛がボランティア足りてないらしい」との連絡を受けたので、幼馴染と一緒に矢掛に。

ボランティアセンターに行き、受付を済ませ、被災された方の自宅に向かう。
母屋と納屋があり、母屋は1階部分が浸水。納屋は床下浸水。
母屋は既に畳や家財が出された後だったため、納屋の掃除を担当。

3日目:総社・救援物資貯蔵庫

一人で総社市役所に行き、受付を済ませ、配属されたのが救援物資の貯蔵庫。
といっても、吉備路アリーナというスポーツ施設の体育館ではあるが、、
そこで、トラックで届く救援物資の荷入れ/荷出し/整理を担当。

4日目:下原・個人宅

またも一人で総社市役所に行き、受付を済ませ、配属されたのが下原地区。
ここの地区は、浸水被害だけでなく、ニュースでもあった「朝日アルミ産業」の爆発があった付近。
そのため、畳や家財が濡れているだけでなく、ガラス片が散らばり、瓦も落ちているような地区である。

ここでは主に畳の運び出しを担当。

5日目:休み

4日連続でボランティアして流石に疲れた。
後にも書くが、4日目には熱中症になりかけて、「あっ、ダメだ」ってなった。
しっかり休むのも大切ね。

初ボランティアで気付いた事

1.どこに誰と配属されるか分からない

ボランティアセンターや市役所に行ってからの簡単な流れは、以下のような感じ。

  • 受付
  • 待機
    • ボランティアの心得みたいな紙を渡されるので、それを読んでおく
  • 収集
    • 「○○地区で××が必要となっており、△△人必要です。行っていただける方挙手を」といった感じで、挙手制&指名制で配属が決定
  • 班長決め
    • 収集したメンバーから班長を決める
    • 班長はメンバーの取りまとめと、作業後に報告書を書く
  • 現地に向かう
    • 自家用車で個々人で向かったり、役所が用意してくれたバスでみんなで向かったり
  • 現地で作業
    • 決められた作業を行う(泥かき、家財運び、救援物資整理、交通案内など)
  • 役所に戻る
    • みんなで意見を出し合いながら、班長が報告書に書いていく

シャベルや軍手やマスクなど、大体の必要なものは役所に揃ってるので「現地に向かう」前に用意は出来るが、
実際どんな作業をするのかは「現地で作業」するまでは分からない。

「泥かきをするだろう」と思って持っていっても、家財運びがメインで全く使わなかったり、
「家財運びをするだろう」と思って行ったら、泥かきがメインでシャベルが必要だったり。


「事前に何をするか分からない、現地に行ってみないと何が必要か分からない」という状況なのは驚いた。
(それだけ現地は混乱していて、かつ、やる事が山のようにあるからだろうが)


とりあえずは、内閣府が出してるこの辺を参考にしてれば問題なし。
特集 防災ボランティア : 防災情報のページ - 内閣府

2.救援物資の偏りが凄い

3日目に救援物資の仕分け作業をしていたところ、結構偏り出てくるんだなぁ、、と。

多く感じたのが、

  • 赤ちゃん用オムツ・お尻拭き
  • 生理用ナプキン
  • 衣服

少なく感じたのが、

なるほど、と感じたのが、

  • ペットフード(犬猫用に必要だわな)
  • 歯ブラシ(水もまともに使えないから、大量に届いてたのはありがたい)


後から聞いた話だと「被災者の友達が救援物資にナプキンが少ないって言っててー」って話を聞いて、
需要と供給のズレどころか、救援物資の状況すら伝わってないのか、、、というところを感じた次第。

ちなみに、身分証明とかなくて自由に持っていって良いらしいので、被災者の人!ガンガン取りに来て!!!(7/14時点)

3.救援物資のダンボー

ダンボールに、中に何が入ってるか書いといてくれるとめっっっっっっちゃ助かる。
ブルゾンちえみさんもTwitterで言及してくれてて、とても助かる(ありがとうございます)

トラックから荷物がひっきりなしに届いて、仕分けるのに全部の中身確認しないといけないとなると相当時間かかりますからね、、
外に書いといてくれるだけで、とりあえず仕分けエリアに持っていっておいて、後から中身の確認して、って出来るから、助かる。

4.熱中症対策

4日目に下原に行った時、熱中症になりかけた。
指先がピリピリして、腕や足腰に力が入らず、倦怠感にも襲われた。

大体、こういう時はナトリウムが不足している、
ナトリウムが不足していると筋肉が痙攣を起こし始めたり、倦怠感が生じるというのは知っていた。
なので、集会所のようなところへ行き、「塩をくれ!」と懇願して、塩分チャージのタブレットを貰い、必要数以上を口に入れた。
すると、10分もしないうちに元気になった。


これだけでなく、知らない間に汗をかいて脱水状態になるので水分補給をしたり、
水分ばかり摂ると体内のナトリウムが薄まってしまうので塩分補給をしたり、
身体に熱がこもると排熱できなくなるので、血管を冷やしたりアイスを食べたり。

善意で行ったボランティアで熱中症になるのは元も子もない。
少しでもしんどいと思ったら、周りの人に声をかけ、休みを取るのが何より大切である。


こちらも、内閣府のページが参考になるかと。
熱中症は予防が大事! 「高温注意情報」や「暑さ指数」の情報を活用し、十分な対策をとりましょう | 暮らしに役立つ情報 | 政府広報オンライン

5.救援物資は被災者だけでなくボランティアスタッフのためでもある

「4.熱中症対策」でも書いた通り、ボランティアスタッフが倒れては意味がない。
水や茶、塩分補給タブレットなど、必要であればボランティアスタッフも使わせてもらおう。
(基本的には被災者向けなので、自分で用意するのが鉄則。玉切れの時はしゃーなし。)

最後に

現地は悲惨でした。
ただ、いち早く復興しようという気概も感じました。
もうしばらく大変かとは思いますが、被災者の方、頑張って下さい。
微力ながら応援させていただきます、、