頑張らないように頑張る。

怠惰と努力の狭間

仕事は最後までやりましょう。

先日、こんな事があった。

A「◯◯について作業お願いします」
僕「承知いたしました」
僕「完了しました。××まで確認してます」
A「ありがとうございます」

一見普通に見えるが、僕から言わせてもらうと、

結果の確認報告は????

A「結果の確認します」
A「結果の確認できました」
僕「ありがとうございます」

ここまで来て、やっと仕事が終わるんじゃないの?
作業完了報告で終わってちゃダメでしょ。

適切なタスクの流れ

大まかではあるが、タスクの流れとしては、以下が適切なはず。

  • 作業指示(start)
  • 作業着手
  • 作業完了報告
  • 作業結果確認
  • 作業結果確認報告(end)

「作業完了報告」で終わる事の何が不適切なのか

「作業完了報告」で終わり、「作業結果確認」と「作業結果確認報告」が行われない事の、何が不適切なのかというと、大きく2つある。

  • 責任の所在が不明確
  • Wチェック漏れ

責任の所在が不明確

まず「責任の所在が不明確」であるが、
作業は必ず最後は「確認」で終わる。
指示者が確認をしないという事は、最終確認者=作業者となる。
そもそも指示者が責任を負う必要があるが、最終確認者が作業者であっては、責任の所在が不明なままとなる。
(指示者は作業者に責任を押し付けたがるし、作業者は指示者に責任を押し付けたがるが、どう足掻いても責任は指示者にある)

Wチェック漏れ

次に「Wチェック漏れ」であるが、
指示者も作業者も人間であり、人間はミスをする。
指示者から作業者に指示を出した時点でミスをする事もあれば、
作業者が作業中や確認中にミスをする事もある。
Wチェックには、これらを抑制する作用がある。
確認者が増えれば、それだけミスもカバーする事が出来る。
(指示者は作業者に責任を押し付けたいので確認したがらない)

例:IT業界のレビュー

IT業界を例にあげると、「レビュー」がこれに該当する。
「このプログラム組んどいて」で渡されたタスクを完了させても、レビューのないまま納品される。
既存バグが容認された状態や、汎用性や拡張性のないまま納品されるという事である。
これが結合試験やシステム試験の段階で発見されれば嬉しい事だが、
受入試験もくぐり抜け、運用段階に入ると重大な問題を引き起こす可能性がある。
責任は指示者にあるはずだが、結果的には作業者の工数が使われて、残業や休日出勤をするハメになる。
(試験で見つかれば嬉しいと言ったが、レビュー文化のない会社はまともな試験をしてないので、大体炎上する)

まとめ

これを引き起こさないために、
指示者は、確認するところまでが仕事という認識を持ち、
作業者は、指示者に確認させるまでが仕事という認識を持つ必要がある。

組織である以上、これは大切にしなければならない。
(家族や友人はこの限りではない。むしろ亀裂を引き起こす。)